ブックタイトルTET5
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TET5
7.2.2粒度word以上のためのフィルタ以下のフィルタはgranularity=word・line・pageでのみ使用できます。ハイフン除去ハイフン除去は、ハイフンを削除して、ハイフンで分割されていた単語の各部分を結合させます。単語を複数行に分割するために用いられているハイフンは、TET_char_info構造のattributesメンバによって識別することもできますし(204ページの表10.16を参照)、あるいはTETML内のGlyph/@hyphenation属性によって識別することもできます。ハイフン除去は下記のページオプションによって無効化することができます:contentanalysis={dehyphenate=false}ハイフン報告ハイフン除去が有効になっているとき、生成されるグリフリスト内、すなわちTET_get_char_info( )が返すグリフのリスト内で、あるいはTETML内のGlyphエレメント群で、ハイフネーションされた単語の各部の間のハイフンキャラクタが報告されるかどうかを選ぶことができます。デフォルトではハイフンは除去されます。しかし、応用によっては、ページ上のハイフンの正確な位置を知る必要がある場合があります。たとえば、TETクックブックのhighlight_search_terms・search_and_replace_textトピックでは、元の単語の上に注釈または置換テキストをかぶせる際にハイフングリフを考慮に入れています。このような状況の場合には、下記のページオプションを用いれば、ハイフン除去処理によって検知されたすべてのハイフンを含めるようTETに指示することができます:contentanalysis={keephyphenglyphs=true}ハイフンは、TET_get_char_info( )が返すTET_char_info構造内のattributesメンバのTET_ATTR_DEHYPHENATION_ARTIFACTフラグによって識別することもできますし(204ページの表10.16を参照)、あるいは、TETML内でGlyph/@dehyphenation属性の値artifactで識別することもできます。影付き除去影付きや擬似太字といった視覚効果のためだけの冗長テキストは削除されます。影付き・擬似太字テキストは、TET_char_info構造のattributesメンバによって識別することもできますし(204ページの表10.16を参照)、あるいはTETML内でGlyph/@shadow属性によって識別することもできます。影付き除去は下記のページオプションで無効化できます:contentanalysis={shadowdetect=false}7.2 Unicode前処理(フィルタリング)103