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概要

TET5

> TET_write_image_file( ) API関数は、画像ファイルをディスク上に生成します。この画像ファイルのベースファイル名はfilenameオプションで指定する必要があります。TETは画像形式に応じて適切な接尾辞を自動的に付加します。> TET_get_image_data( ) API関数は、画像データをメモリ内で受け渡します。これは、画像データを他の処理構成要素へ、ディスクファイルを扱う必要なしに受け渡したいときに便利です。詳細は、自分の画像抽出上の要請に依存します(127ページの8.2.2「ページベースとリソースベースの画像抽出」を参照)。いずれの場合にも、抽出画像の種別を知ることが可能です(次項参照)。抽出画像のファイル形式と名前を知る画像ファイル種別は、TETML内のImage/@extractedAs属性で報告されています。APIレベルでは、以下のコードを用いて抽出画像の種別を知ることができます。int imageType = tet.write_image_file(doc, tet.imageid, "typeonly");/*画像種別を表す数値を形式接頭辞へマップ*/String imageSuffix;switch (imageType) {case 10:imageSuffix = ".tif";break;case 20:imageSuffix = ".jpg";break;case 31:imageSuffix = ".jp2";break;case 32:imageSuffix = ".jpf";break;case 33:imageSuffix = ".j2k";break;case 50:imageSuffix = ".jbig2";break;default:System.err.println("write_image_file()が未知の値を返しました"+ imageType + ",画像をスキップします,エラー: "+ tet.get_errmsg());}画像ファイル名はTETML内ではImage/@filename属性でレポートされます。APIレベルでは画像ファイル名をTET_write_image_file( )へ与えることができます。TETコマンドラインツールによって生成される画像ファイル名の構造については17ページの2.1「コマンドラインオプション」で解説しています。124 8章:画像抽出