ブックタイトルTET5
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TET5
図8.3Adobe Photoshopが、spotcolor=preserveを用いて抽出されたTIFF画像のスポットカラーチャンネル群を「チャンネル」ウィンドウに表示(左)。いずれかのアイコンをダブルクリックするとその代替色が表示されます(上)。Photoshopと互換プログラム群を用いて表示可能です(図8.3参照)。シンプルなTIFFビューア群はこの追加スポットカラーチャンネルを無視することが多いです。表8.2に、スポットカラー名と文書オプションspotcolorの設定とのさまざまな組み合わせに対する出力形式をまとめました:表8.2 Separation・DeviceNカラーを持った画像に対する出力形式SeparationまたはDeviceNカラー名spotcolor=ignore spotcolor=convert spotcolor=preserveBlackのみ1個ないし複数のCyan・Magenta・Yellow・BlackグレースケールCMYK(使われていないチャンネルは空)ちょうど1個のカスタムスポットカラー(すなわちCyan・Magenta・Yellow・Black以外)グレースケール可能であれば1代替色空間空のグレースケールチャンネルに名前付きチャンネル1個を追加複数のカラー名、かつすべてCyan・Magenta・Yellow以外複数のカラー名、かつ1個ないし複数のCyan・Magenta・Yellowを含む1可能であれば代替色空間グレースケールチャンネルに名前付きチャンネル1個ないし複数を追加1可能であれば代替色空間CMYKに名前付きチャンネル1個ないし複数を追加1.代替色空間への変換が可能でない場合には、spotcolor=ignore(ただ1つのカスタムスポットカラーに対して)かspotcolor=preserve(複数のカスタムスポットカラーに対して)のように動作します。8.5.2画像マスクとソフトマスクマスク情報と、他の画像をマスクするために用いられている画像データ本体を、TETを用いて取得できます。PDFは下記の種類の画像マスクに対応しています:>ステンシルマスク:1ビット画像であり、PDFキーImageMaskを持ちます。画像が、一部不透明で一部透明なステンシルとして用いられます:デフォルトでは、その画像がピクセル値0を持つ箇所に色が適用され、その画像がピクセル値1を持つ箇所で背景がそのまま見えます。>マスク:他の画像に対して適用される1ビットグレースケール画像です(PDFキーMask)。これは、どの画像領域が塗られるべきで、どこがマスクアウトされる(そのまま見せる)べきかを指定します。8.5画像の色とマスク135