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概要

TET5

対してただ1回の呼び出しで行うこともできますし(小さな文書に対してのみ推奨)、あるいは複数回の呼び出しで、TETMLストリーム全体のうちの一部分を各呼び出しごとに取得することもできます。生成されたTETMLストリームは、現在利用されている多くのプログラミング言語が提供しているXML対応を用いてXMLツリーへパースすることができます。XML対応内蔵の言語バインディングのためのtetmlサンプルプログラムでは、TETMLツリーを処理する様子も演示しています。TETMLの中身TETML出力はUTF-8(USSまたはMVSを用いたzSeries上:EBCDIC-UTF-8)で符号化されており、以下の情報を含んでいます(これらの項目のいくつかはオプショナルです):>一般文書情報:暗号化ステータス・PDF規格・タグ付きPDFなど>文書情報フィールド・XMPメタデータ>各ページのテキスト内容(単語または段落。行を含めることも可能)>グリフのフォント・位置情報・色>グリフに対するレイアウト属性(下/上付き・ドロップキャップ・影付き)>ハイフネーション属性>構造情報。例:表組>ページ上の配置画像に関する情報>リソース情報、すなわちフォント・色空間・画像・ICCプロファイル>インタラクティブ要素:しおり・名前付き移動先・注釈・フォームフィールド・アクション・JavaScript>リンク・フォームフィールド・しおりの移動先の容易な参照として、テキストストリーム内にアンカーが提供されます>電子署名> PDF処理中に例外が発生した場合はエラーメッセージTETML内では、さまざまなエレメントと属性がオプショナルです。詳しくは、143ページの9.3「TETMLの詳細を制御」を参照してください。138 9章: TETマークアップ言語(TETML)