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概要

TET5

TETディストリビューション内のrunxslt.shシェルスクリプトを使うと、すべてのXSLTサンプルを、xsltprocを用いて実行することができます(antを1回実行することによってTETML入力ファイル群を生成してください)。> Xalan C++:コマンドラインツールを提供しており、これは下記のようにして起動できます:Xalan -o TET-datasheet.html -p toc-generate 0 TET-datasheet.tetml tetml2html.xsl> Windowsシステム上でMSXMLパーサを用いて、Microsoftが提供している無償のmsxsl.exeプログラムを利用できます。このプログラムは(ソースコードも含め)下記の場所で入手可能です:www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?displaylang=en&id=21714このプログラムは下記のように動作させます:msxsl.exe TET-datasheet.tetml tetml2html.xsl -o TET-datasheet.html toc-generate=0TETディストリビューション内のrunxslt.ps1・runxslt.vbsスクリプトを使うと、すべてのXSLTサンプルを、msxmlを用いて実行することができます(antを1回実行することによってTETML入力ファイル群を生成してください)。自分のアプリケーション内でXSLT自分のアプリケーションの中にXSLT処理を組み込みたい場合には、XSLTプロセッサの選択は当然、使うプログラミング言語と環境に依存します。TETディストリビューションは、さまざまな重要な環境のためのサンプルコードを含んでいます。runxsltサンプル群は、TETML文書を読み込み、XSLTスタイルシートをパラメタ付きで適用し、生成された出力をファイルへ書き出す方法を演示しています。これらのプログラムは、引数なしで実行された場合には、TETディストリビューションとともに提供されているすべてのXSLTサンプルを実行します。あるいは、TETML入力ファイル名・XSLTスタイルシート名・出力ファイル名と追加のパラメタ/値ペア群について引数群を与えることもできます。runxsltサンプル群は、XSLT処理を自分のアプリケーションへ組み込むための出発点として活用することができます:> Java開発者は、javax.xml.transformパッケージ内のメソッド群を利用できます。これはrunxslt.javaサンプルで演示しています。> .NET開発者は、System.Xml.Xsl.XslTransform名前空間内のメソッド群を利用できます。これはrunxslt.ps1 PowerShellスクリプトで演示しています。同様のコードを、C#や他の.NET言語で利用できます。> COMオートメーションに対応しているすべてのWindowsベースのプログラミング言語は、MSXMLパーサが提供しているMSXML2.DOMDocumentオートメーションクラスのメソッド群を利用できます。これはrunxslt.vbsサンプルで演示しています。同様のコードを、他のCOM対応言語で利用できます。Perlなど他の多くのプログラミング言語では、XSLT拡張が利用可能です。WebサーバでXSLT XMLからHTMLへの変換はXSLTの用途として代表的なものですので、XSLTスタイルシートをWebサーバ上で動作させたいときも多くあります。いくつかの重要なシナリオ:> ASPまたはASP.NETを持つWindowsベースのWebサーバでは、上述のCOMまたは.NETインタフェースを利用できます。> JavaベースのWebサーバではjavax.xml.transformパッケージを利用できます。156 9章: TETマークアップ言語(TETML)