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TET5
空白キャラクタ(スペース・タブ・キャリッジリターン・ニューライン)で区切る必要があります。あるいは、キーは等号「=」で値と区切ることもできます:key=valuekey = valuekey valuekey1 = value1 key2 = value2可読性を増すため、キーと値の間には等号を用い、隣り合うキー/値対の間には空白を用いることを推奨します。オプションリストは左から右へと評価されますので、オプションは同一リスト内で複数回与えることもできます。この場合、最後に現れたオプションがそれ以前のものを上書きします。下記の例では、1番目のオプションでの割り当ては2番目によって上書きされますので、オプションリスト処理後にkeyは値value2を持つことになります:key=value1 key=value2リスト値リストは、1個ないし複数の区切られた値を内容として持ちます。この値は単純値であることもありますし、それ自体がリスト値であることもあります。リストは中括弧{}で囲まれており、リスト内の値群は空白キャラクタで区切る必要があります。例:searchpath={/usr/lib/tet d:\tet}(ディレクトリ名2個を持つリスト)リストは、ネストされたリストを内容として持つこともあります。この場合、各リストの間は空白で区切る必要があります。区切りキャラクタは、隣り合うキャラクタ}と{の間には挿入する必要がありますが、同じ種類の中括弧どうしの間では省くこともできます:fold={ {[:Private_Use:] remove} {[U+FFFD] remove} }(リスト2個を持つリスト)リストがちょうど1個のリストを内容として持つときも、ネストされたリストの中括弧群を省くことはできません:fold={ {[:Private_Use:] remove} }(ネストされたリスト1個を持つリスト)ネストされたオプションリストとリスト値オプションによっては、オプションリスト型またはオプションリストのリスト型を受け付けるものがあります。オプションリスト型のオプションは、1個ないし複数の子オプションリストを内容として持ちます。オプションリストのリスト型のオプションは、1個ないし複数のネストされたオプションリストを内容として持ちます。ネストされたオプションリストを扱う際には、囲む中括弧の数を正しく指定することが重要です。いくつかの例を以下に挙げます。オプションcontentanalysisの値はオプションリストであり、そのオプションリスト自体が1個のオプションpunctuationbreaksを内容として持ちます:contentanalysis={punctuationbreaks=false}下記の例で、オプションglyphmappingの値は、オプションリストただ1個を内容として持つオプションリストのリストです:glyphmapping={ {fontname=GlobeLogosOne codelist=GlobeLogosOne} }下記の例で、オプションglyphmappingの値は、オプションリスト2個を内容として持つオプションリストのリストです:164 10章: TETライブラリAPIリファレンス