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概要

TET5

表2.1 TETコマンドラインオプション一覧オプション引数機能--image 2-i文書全体から(--imageloop resourceの場合)、または選択したページ群から(--imageloop pageの場合)、画像を抽出します。抽出された画像群に対するファイル名パターンは--imageloopオプションに依存します。--imagelooppage | resource--imageオプションによる画像抽出の数え上げの種類を指定します(デフォルト:page、ただし--tetmlを指定しているならresourceが強制されま--imageopt--lastpage-l<オプションリスト> | lastす):pageresource選択されたページ群にあるすべての画像を数え上げます。複数回配置されている画像リソースは複数回抽出されます。抽出された画像は下記のパターンで命名されます:<ファイル名>_p<ページ番号>_<画像番号>.[tif|jpg|jp2|jpf|j2k|jbig2]画像のうち、他の画像に対するソフトまたはハードマスクとして用いられているものについては、下記のパターンで命名されます:<ファイル名>_p<ページ番号>_<画像番号>_mask.[tif|jpg|jp2|jpf|j2k|jbig2]ここで「画像番号」は、そのページ上のマスクされた画像の番号です。配置されている画像の寸法に基づいて算出された解像度値が、生成されるTIFF画像の中へ埋め込まれます。文書内のすべてのプレーンの、および連結された画像リソースを、マスクとソフトマスクも含め、抽出します。各画像リソースは、文書内に現れる回数にかかわらず、1回抽出されます。抽出された画像(他の画像に対するソフトまたはハードマスクとして用いられている画像も含む)は、下記のパターンで命名されます:<ファイル名>_I<画像ID>.[tif|jpg|jp2|jpf|j2k|jbig2]これと同じ画像ファイル名が、TETML属性Image/filenameの中へも出力されます。画像リソース群に対して寸法情報は全く得られませんので、ダミー値72dpiが、生成されるTIFF画像の中へ埋め込まれます。write_image_file( )に対する追加のオプションリスト(209ページの表10.20を参照)(--imageloop resourceに対しては無視されます)テキスト抽出を終了するページの番号。キーワードlastで末尾ページを指定、last-1で末尾ページの前のページ、等々。デフォルト:last--outfile-o<ファイル名>(複数の入力ファイル名を与えているときは不可)テキスト出力またはTET-ML出力のファイル名。入力ファイルを一個だけ与えているときのみ、ファイル名「-」を用いて標準出力を指定可能。デフォルト:入力ファイル名の.pdf・.PDFを.txt(テキスト出力時)か.tetml(TETML出力時)に置き換えた名前。--pagecountその文書の中のページの数を、すなわちpCOSパスlength:pagesの値を、stdoutへ、または--outfileを用いて与えられたファイルへ印字。--pageopt--password,-p<オプションリスト><パスワード>テキスト出力生成ならopen_page( )に、TETML出力生成ならprocess_page( )に与えられる追加のオプションリスト(191ページの表10.10と211ページの表10.21を参照)。テキスト出力の場合、オプションgranularityはつねにpageに設定されます。暗号化文書に対するユーザ・マスタ・添付いすれかのパスワード。場合によっては、シュラッグ機能を利用すると、パスを与えずに暗号化文書をインデックスすることができます(63ページの5.1「暗号化PDFから内容を抽出」を参照)。18 2章: TETコマンドラインツール