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概要

TET5

表10.7 TET_set_option( )のloggingオプションのサブオプション一覧キー説明removeonsuccess(論理値)生成したログファイルを、例外が発生した場合を除き、TET_delete( )で削除。これは、マスチスレッドアプリケーションにおいてたまに発生する問題や、散発的にしか起こらない問題を分析したい際に有用でしょう。このオプションをincludepid/includetid/includeoidと適当に組み合わせることを推奨します。stringlimit(整数)テキスト文字列内のキャラクタの数の上限。0なら無制限。デフォルト:0classes(オプションリスト)整数型のオプション群を内容として持つリスト。ここで各オプションはログ記録クラスを記述し、おのおのの値はその粒度を記述します。レベル0はログ記録クラスを無効化し、正の数値はクラスを有効にします。レベルが上がるほど詳細な出力を与えます。以下のオプションが使えます(デフォルト:{api=1 warning=1}):apiすべてのAPI呼び出しを、その引数と結果とともにログ記録します。api=2の場合は、すべてのAPI追跡行の頭にタイムスタンプが生成されるとともに、非推奨の関数・オプションにはその旨注記されます。filesearchSearchPathまたはPVFを通じたファイルの場所特定に関連するすべての試みをログ記録します。resource Windowsレジストリ・UPR定義を通じたリソースの場所特定のすべての試みを、そのリソース検索の結果とともにログ記録します。user userlogオプションで与えられたユーザ指定のログ記録出力。warningすべての警告を、すなわち、無視または内部修復できるエラー状況をログ記録します。warning=2の場合は、例外を発生させずに、TET_get_errmsg( )を通じて取得できるメッセージテキストを残す関数からのメッセージと、ファイルを開こうとした試みの失敗すべての原因もログ記録されます。10.2一般関数181