ブックタイトルTET5
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TET5
10.3文書関数C++ Java C# int open_document(String filename, String optlist)Perl PHP long open_document(string filename, string optlist)C int TET_open_document(TET *tet, const char *filename, int len, const char *optlist)内容を抽出したい、ディスクベースの、または仮想のPDF文書を開きます。filename開きたいPDFファイルのフルパス名。ファイルはSearchPathリソースを用いて検索されます。Unicode非対応言語バインディングでは、このファイル名はfilenamehandlingオプションに従ってUTF-8へ変換されます(filenamehandling=unicodeの場合と、与えたファイル名がUTF-8 BOMで始まっている場合を除き)。lenが0以外の場合(C言語バインディングのみ)には、このファイル名はオプションfilenamehandlingにかかわらずUTF-16からUTF-8へ変換されます。このファイル名が変換できない場合と、このファイル名が有効なUTF-8かUTF-16を構成していない場合には、エラーが発生します。Windows上では、UNCパスまたはマップされたネットワークドライブを用いても大丈夫ですが、ただし必要な権限を持っていなければなりません(ASPで動作させる場合にはこの限りでないかもしれません)。len(C言語バインディングのみ)filenameがUTF-16文字列の場合の長さ(バイト単位で)。len=0ならば、ヌル終端文字列を与える必要があります。optlist表10.8に従って文書オプション群を指定したオプションリスト。右記のオプションが使えます:allowjpeg2000・checkglyphlists・decompose・encodinghint・engines・fold・glyphmapping・ignoreactualtext・lineseparator・normalize・inmemory・paraseparator・password・repair・requiredmode・shrug・spotcolor・tetml・usehostfonts・wordseparator戻り値詳細エラー時は-1、そうでないなら文書ハンドル。たとえば、入力文書またはTETML出力ファイルを開くことができないときはエラーになります。-1が返された場合には、TET_get_errmsg( )を呼び出してエラーの詳細を知ることを推奨します。1個のTETオブジェクト内で、任意の数の文書を同時に開いておくことができます。しかし、1個のTETオブジェクトを複数のスレッドで同時に、アクセスを同期するロック機構なしで使用してはいけません。暗号化:文書が暗号化されている場合は、その権限設定が内容抽出を許しているならば、そのユーザパスワードをpasswordオプションで与える必要があります。権限設定が内容抽出を許していない場合には、その文書のマスタパスワードを与える必要があります。requiredmodeオプションを指定している場合は、正しいパスワードがなくても文書を開くことができますが、操作は制限されます。shrugオプションを用いると、保護された文書から一定の条件下で内容抽出を可能にすることができます(63ページの5.1「暗号化PDFから内容を抽出」を参照)。i5/iSeries上での対応ファイルシステム:TETは、PCタイプのファイルシステムでのみテストされています。ですので、入力・出力ファイルは、IFS(統合ファイルシステム)内のPCタイプファイル内になければなりません。QSYS.libファイルシステム内の入力ファイルはテストされておらず、サポートされていません。QSYS.libファイルは多くの場合、レコードベースまたはデータベースオブジェクトのために用いられますので、TETを182 10章: TETライブラリAPIリファレンス