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TET5
表10.8 TET_open_document( )・TET_open_document_callback( )の文書オプション一覧オプションglyphmappingignoreactualtextlineseparatornormalize説明(オプションリストのリスト)オプションリストのリスト。ここで各オプションリストは、標準メソッドできちんとマップできない1個ないし複数のフォント/エンコーディングの組み合わせに対するグリフマッピング方式を記述します。このマッピングは、設定された順に用いられます。最後のオプションリストがフォント名ワイルドカード「*」を含んでいる場合には、それ以前のマッピングは用いられなくなります。各規則は、表10.9に従ったオプションリストを内容として持ちます。特定のフォント名にマッチするすべてのグリフマッピングがこのフォントに適用されます(デフォルト:定義済内蔵グリフマッピング群が適用されます)。なお、グリフマッピング規則は、UPRファイル内の外部リソースとして指定することもできます(65ページの5.2「リソース設定とファイル検索」を参照)。(論理値)trueの場合、文書内のすActualTextマッピングはすべて無視されます。デフォルト:false(Unichar。granularity=pageの場合のみ)行どうしの間に挿入させたいキャラクタ2。デフォルト:U+000A(キーワード。granularity=glyphに対しては無意味)テキスト出力を、Unicode正規化形の1つへ正規化します:noneいかなる正規化も適用しません。nfc正規化形C(NFC):正準分解の後に正準合成nfd正規化形D(NFD):正準分解nfkc正規化形KC(NFKC):互換分解の後に正準合成nfkd正規化形KD(NFKD):互換分解Unicode正規化形には正準分解と互換分解がかかわってきますので、オプションdecomposeとnormalizeの組み合わせは注意深く行う必要があります。normalizeオプションをnone以外の値に設定すると、分解のデフォルトはdecompose=noneに設定されます。inmemory(論理値。TET_open_document( )のみ)trueの場合、TETはファイル全体をメモリ内へ読み込み、それをそこで処理します。これは、システムによっては驚異的なパフォーマンス向上につながることがありますが(とくにMVS)、そのかわりメモリ使用量も増えます。falseの場合、文書の個々の部分が必要に応じてディスクから読み込まれます。デフォルト:falseparaseparatorpasswordrepair(Unichar。granularity=pageの場合のみ)段落間に挿入させたいキャラクタ2。デフォルト:U+000A(文字列)暗号化された文書に対するユーザパスワード・マスタパスワード・添付パスワードのいずれか。その文書の権限設定がテキストコピーを許している場合には、ユーザパスワードで充分ですが、そうでない場合はマスタパスワードを与える必要があります。文書の暗号化ステータスを取得する方法と、ユーザまたはマスタパスワードを知らなくても適用できるpCOS操作については、pCOSパスリファレンスを参照してください。shrugオプションを用いると、保護された文書から一定の条件下で内容抽出を可能にすることができます(63ページの5.1「暗号化PDFから内容を抽出」を参照)。(キーワード)破損PDF文書の扱い方を指定します。文書の修復は、通常のパースよりも時間がかかりますが、ある種の破損PDFが処理できるようになる可能性があります。ただし文書によっては、修復できないほど破損している場合もあります(デフォルト:auto):force文書に問題があってもなくても、無条件に文書の修復を試みます。auto PDFを開く際に問題が検出されたときにのみ文書を修復します。none文書の修復の試みは一切行われません。PDF内に問題があるときは、関数呼び出しは失敗します。10.3文書関数185