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TET5
表10.8 TET_open_document( )・TET_open_document_callback( )の文書オプション一覧オプション説明requiredmode(キーワード)文書を開く際に受け入れられる最小pCOSモード(最小:minimum/制限:restricted/フル:full)。結果のpCOSモード(pCOSパスリファレンス参照)が、求めたモードよりも低くなる場合は呼び出しは失敗します。呼び出しが成功したときは、結果のpCOSモードが最低でもこのオプションで指定したものであることが保証されます。ただし、それより高くなる場合もあります。たとえば、暗号化されていない文書に対してrequiredmode=minimumを指定すると、結果はフルモードになります。デフォルト:fullshrugspotcolor(論理値)trueの場合、シュラッグ機能が有効になり、保護された文書から一定の条件下で内容抽出が可能になります(63ページの5.1「暗号化PDFから内容を抽出」を参照)。shrugオプションを用いる場合には、そのPDF文書作成者の権利を尊重してください。デフォルト:false(キーワード)TET_write_image_file( )とTET_get_image_data( )におけるスポットカラー画像の取り扱いを制御。SeparationまたはDeviceN色空間の、すなわち1個ないし複数の名前付きプロセスまたはスポットカラーを持つ画像は、以下のように抽出されます(デフォルト:ignore):convertignorepreserveカスタムスポットカラーが全く使用されていない場合にはグレースケールまたはCMYK画像を出力。そうでない場合には、スポットカラー群を、照応する代替色空間へ変換。画像によっては、代替色空間への変換が可能でない場合もあります。その場合には、この方式は、spotcolor=ignore(カスタムスポットカラーが1個だけある場合)かspotcolor=preserve(カスタムスポットカラーが複数ある場合)のように動作します。convertと同様ですが、ただしカスタムスポットカラーを1個だけ持つ画像はグレースケール画像として抽出され、そのスポットカラー名は失われます。(強制的にTIFF出力)グレースケールまたはCMYK画像を、カスタムスポットカラー名群のために必要な場合には、1個ないし複数の追加スポットカラーチャンネルを持った状態で出力。スポットカラー群を追加チャンネル群内に温存しているTIFF画像を扱えるのはAdobe Photoshopと互換プログラム群のみであり、すべての単純なTIFFビューアでは扱えません。186 10章: TETライブラリAPIリファレンス