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概要

TET5

表10.9 TET_open_document( )・TET_open_document_callback( )のglyphmappingオプションのサブオプション一覧オプションcodelistfoldfontnamefonttypeforceencodingforcettsymbolencodingglobalglyphlistglyphlist説明(文字列)フォントに適用させたいコードリストリソースの名前。これは、埋めこまれたToUnicode CMapまたはエンコーディングエントリよりも優先されます。Unicode集合として指定された字形統合ドメインの中のすべてのキャラクタに字形前統合(等価マッピング)を適用。表10.8のオプションfoldの説明を参照してください。キーワードremove・preserve・unknowncharを使用することはできません。shiftキーワードを用いたフォント個別の字形統合を活用すると、フォントのToUnicode CMapの中の規則的な誤りを修正することもできます。(名前文字列)規則に対して選択されるフォント(群)の名前の一部分ないし全体。部分集合接頭辞を与えているときは、指定した部分集合だけが選択されます。部分集合接頭辞を一切与えていないときは、名前(部分集合接頭辞なしの)がマッチするすべてのフォントが選択されます。ワイルドカードキャラクタ「*」を用いて、複数の類似のフォント名を指定することもできます。デフォルト:*(キーワードのリスト)グリフマッピングは、指定した種類のフォントに対してのみ適用されます:*(あらゆる種類のフォントを意味します)・Type1・MMType1・TrueType・CIDFontType2・CIDFontType0・Type3。デフォルト:*(文字列1 1個か2個のリスト。名前2個があるときは、1番目はwinansi・macroman・Customのいずれかでなければなりません)8ビットエンコーディングのフォント:1番目のエンコーディングを、2番目の名前で指定したエンコーディングリソースへ置き換えます。エントリが1個しか与えられていないときは、指定されたエンコーディングを用いてMacRoman・WinAnsi・MacExpertエンコーディングのすべてのインスタンスが置き換えられます。このオプションがフォントにマッチした場合には、その同じフォントに対しては他のグリフマッピングは一切適用されません。CIDフォント:値1個unicodeにのみ対応しています。これはCID値をUnicode値として解釈します。(キーワードまたは文字列1)埋め込まれた、実際にはテキストフォントである擬似TrueType記号フォントに対するUnicodeマッピングを決定するために使われるエンコーディングの名前か、または以下のキーワードの1つ(デフォルト:none):autoフォントの内蔵エンコーディング(後述)が、記号範囲U+F000~U+F0FF内のUnicodeキャラクタを少なくとも1個含んでいる場合には、encodinghintオプションで指定したエンコーディングを用いて擬似記号キャラクタが本当のテキストキャラクタへマップされます。そうでない場合には、encodinghintは使われず、キャラクタはbuiltinキーワードに従ってマップされます。builtinフォントのpostテーブル内のグリフ名のUnicodeマッピングから得られる、フォントの内蔵エンコーディングを用います。noneエンコーディングを一切強制しません。有名なTrueTypeフォントWingdings*とWebdings*はつねに記号フォントとして扱われます。(論理値)trueの場合は、指定したグリフリストはTETオブジェクトの終了までメモリ内に保持されますので、複数の文書に対して適用することもできます。デフォルト:false(文字列)適用したいグリフリストリソースの名前188 10章: TETライブラリAPIリファレンス