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TET5
表10.9 TET_open_document( )・TET_open_document_callback( )のglyphmappingオプションのサブオプション一覧オプションglyphruleoverrideremoveignoretounicodecmaptounicodecmap説明(オプションリスト)数値グリフ名に対するマッピング規則(定義済規則に加えて)。このオプションリストは以下のサブオプションを内容として持つ必要があります:prefix(文字列。空でも可)規則が適用されるグリフ名の接頭辞。ワイルドカードキャラクタ「?」も使えます。これは、ちょうど1個のキャラクタに、このキャラクタが0~9以外であれば、マッチします。base(キーワード)グリフ名の解釈を指定します:asciiシングルバイトグリフ名はおのおのリテラルASCIIキャラクタとして解釈されます(例:1はU+0031へマップされます)。autoグリフ名が10進と16進のどちらの値を表すのかを自動的に決定します。結果が一意でない場合には、10進と見なされます。decグリフ名はコードの10進表現として解釈されます。hexグリフ名はコードの16進表現として解釈されます。encoding(文字列)この規則に対して用いられるエンコーディングリソースの名前。キーワードnoneを指定すると、規則は無効になります。(論理値)trueの場合には、フォントに対するToUnicode CMapは無視されます。デフォルト:false(論理値。glyphlistまたはglyphruleオプションとともに用いてのみ意味を持ちます)trueの場合には、グリフマッピング規則は、標準(内蔵)のグリフ名マッピング群より前に適用されます(すなわち、新しいマッピング群が内蔵のマッピング群よりも優先されます)。そうでない場合には、この規則は内蔵のマッピング群の後に適用されます。デフォルト:true(論理値)trueの場合、抽出されたテキストから、指定したフォント名(複数可)および/またはフォント種別(複数可)を用いているテキストはすべて除去されます。(文字列)フォントに適用させたいToUnicode CMapリソースの名前。これは、埋め込まれたToUnicode CMapまたはエンコーディングエントリよりも優先されます。1. 168ページの10.1.4「エンコーディング名」に従ったエンコーディング名C++ int open_document_callback(void *opaque, size_t filesize,size_t (*readproc)(void *opaque, void *buffer, size_t size),int (*seekproc)(void *opaque, long offset),wstring optlist)C int TET_open_document_callback(TET *tet, void *opaque, size_t filesize,size_t (*readproc)(void *opaque, void *buffer, size_t size),int (*seekproc)(void *opaque, long offset),const char *optlist)内容抽出したいPDF文書を、カスタムデータソースから開きます。opaque入力PDF文書に関連づけた何らかのユーザデータへのポインタ。このポインタは、コールバック関数群の1番目の引数として渡され、いかようにでも使うことができます。TETはこの不透明ポインタをいかなる形においても使用しません。filesize PDF文書のサイズをバイト単位で。readproc sizeバイトをbufferで指し示されたメモリへ複製するCコールバック関数。文書の終わりに到達した場合には、求められたよりも少ないデータを複製することができます。この関数は、複製したバイト数を返す必要があります。10.3文書関数189