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TET5
表10.12 TET_open_page( )・TET_process_page( )のlayoutanalysisオプションのサブオプション一覧説明(論理値)trueの場合には、レイアウト認識はページ上の区域群を1個ないし複数の表組として扱います。連なりが表組と見なされるために必要な最小の列数は、文書のスタイルに依存します。falseの場合には、スーパー表組認識は無効化されます(デフォルト:true)。(キーワード)このオプションは、複雑なレイアウトにおける区域読み順検出を向上させる可能性があります。使えるキーワード(デフォルト:multicolumn):multicolumnページは多段組テキストを含んでいます。区域は段組から段組へ並べ替えされます。noneヒントは何も得られません。区域順序はページ内容順序によって決定されます。singlecolumnページは1段組テキストを含んでいます。区域は行から行へ並べ替えされます。このキーワードはlayouteffort=lowとともに用いるべきです。layoutdetect(整数)再帰的レイアウト認識の深度を指定します(デフォルト:1):0レイアウト認識なし。1ページ全体に対するレイアウト認識。ほとんどの文書がこれで充分です。2レベル1の結果に対するレイアウト認識。これは、さまざまな多段組副レイアウトを持つレイアウトや、ページ上のさまざまな箇所にタイトルがあるレイアウトや、複数段落表組に対して必要です。3レベル2の結果に対するレイアウト認識。これは非常に複雑なレイアウトに対してのみ必要です。オプションlayoutastablelayoutcolumnhintlayoutrowhint(オプションリスト)レイアウト行処理を制御します。使えるオプション(デフォルト:none):fullレイアウト行処理を有効にします。noneレイアウト行処理を無効化します。separation(キーワード)レイアウト行処理を有効にしますが、レイアウト認識がスーパー表組と推測した場合には無効化します。以下のサブオプションが使えます:preservecolumns区域どうしの間の視覚関係に基づいて縦の段組を保つことを試みます。段組内の区域どうしが大きく引き離されている場合(画像がはさまっているなどして)にはこれを推奨します。thick隣り合う区域どうしを連結して、それを同じレイアウト行内に配置しようと試みます。これによって、レイアウト行の数は少なくなり、一つ一つは大きくなります。段組内の段落どうしが互いに文字サイズよりも引き離されている雑誌や新聞のような複雑なレイアウトや、いくつかの多段組記事が縦に並んでいるレイアウトにはこれを推奨します。thin隣り合う区域どうしを引き離し、それらを別々のレイアウト行に配置しようと試みます。これによって、レイアウト行の数は多くなり、一つ一つは小さくなります。例:layoutanalysis = {layoutrowhint={full separation=thick}}mergetables(整数)表行1個だけの表組は、表組認識中にスキップされ、通常の区域として扱われます。2個の連続する区域が表組である場合には(表行1個だけのであっても)、それらは結合することもできます(デフォルト:none):down下方へのみ結合します。none結合しません。up上方へのみ結合します。updown双方向に結合します。10.4ページ関数197