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概要

TET5

Ruby:結果は、TET_set_option( )のoutputformatオプションに従って、UTF-8(デフォルト)かUTF-16/UTF-32の文字列として提供されます。テキストがそれ以上得られないときは、NILオブジェクトが返されます。REALbasic/Xojo:結果はUnicode文字列として提供されます。テキストがそれ以上得られないときは、空文字列が返されます。RPG言語バインディング:結果は、Unicode文字列として提供されます。テキストがそれ以上得られないときは、NULLが返されます。C++ const TET_char_info *get_char_info(int page)C# Java int get_char_info(int page)Perl PHP object get_char_info(long page)C const TET_char_info *TET_get_char_info(TET *tet, int page)最近のテキスト断片内の、次のグリフに対する詳しい情報を得ます。pageTET_open_page( )で得られた有効なページハンドル。注記この関数の名前は付け間違いです。ページ上の視覚的なグリフについての情報を報告する関数であって、それに対応するUnicodeキャラクタについて報告するのではないのですから、TET_get_glyph_info( )という名前にしておくべきでした。戻り値詳細TET_get_text( )が返した最近のテキスト断片について、グリフがそれ以上得られないときは、バインディング依存の値が返されます。詳しくは後述のバインディングの項を参照してください。この関数は、TET_get_text( )の後に1回ないし複数回呼び出すことができます。これは、与えられたページハンドルに関連付けられているカレントテキスト断片において、次のグリフへ進み(グリフがもうないときは何も返しません)、そしてそのグリフについての詳しい情報を提供します。グリフをN個持ち、論理キャラクタをM個持つテキスト断片に対しては、この関数への呼び出しが複数回成功します。NとMの関係は粒度に依存します:> granularity=glyphの場合、各テキスト断片はそれぞれただ1個のグリフに対応します。すなわちN=1です。1個のグリフは多くの場合、1個のキャラクタに対応します。すなわちM=1です。ただし、合字グリフの場合には、1個のグリフが複数のキャラクタを生成しますので、M>1であり、TET_get_char_info( )を複数回呼び出す必要があります。> glyph以外の粒度の場合には、グリフ列はキャラクタ列を生成し、ここで各グリフがそれぞれ生み出すキャラクタは0個・1個・複数のいずれでもありえます。このグリフ列は、Unicodeキャラクタ列の原料となるわけです。言い換えれば、NとMの間の関係は事前に確定しません。NとMの間の関係は、内容分析(ハイフン除去処理でハイフンが除去されるなど)やUnicode後処理(字形統合によってキャラクタが追加されたり削除されたりするなど)によって影響を受ける可能性があります。glyph以外の粒度の場合には、この関数は、TET_get_text( )への最近の呼び出しが返したテキスト断片を構成する次のグリフへ進みます。これによって、単語検出機能が有効なときにグリフの詳細を取得することができ、また、1個のテキスト断片には複数のキャラクタが含まれる場合があります。カレントテキスト断片についてすべてのグリフの詳細を取得するには、この関数を、情報をもう返さなくなるまで繰り返し呼び出す必要があります。202 10章: TETライブラリAPIリファレンス