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概要

TET5

構造またはプロパティ/フィールド内のグリフ詳細は、同じページハンドルで次にTET_get_char_info( )かTET_close_page( )を呼び出すまで有効です。グリフ情報プロパティ/フィールドのセットは、TETオブジェクトごとにただ1個しかありませんので、同じページについてであれ、別のページについてであれ、別の文書についてであれ、再びTET_get_char_info( )を呼び出す前にクライアント側ですべてのグリフ情報を取得しておく必要があります。バインディングC・C++言語バインディング:TET_get_text( )が返した最近のテキスト断片について、グリフがそれ以上得られないときは、NULLポインタが返されます。そうでないときは、1個のグリフに関する情報を内容として持つTET_char_info構造へのポインタが返されます。このデータ構造のメンバについては表10.16で説明します。COM・Java・.NET・Objective-C言語バインディング:TET_get_text( )が返した最近のテキスト断片について、グリフがそれ以上得られないときは、-1が返されます。そうでないときは1が返されます。個々のグリフ情報は、表10.16に従ったTETプロパティ/パブリックフィールドから取得することができます。関数が-1を返したにもかかわらずプロパティ/フィールドの値を見た場合には、いずれも値-1をとります(unknownフィールドはfalseになります)。Perl・Python言語バインディング:TET_get_text( )が返した最近のテキスト断片について、グリフがそれ以上得られないときは、0が返されます。そうでないときは、表10.16に挙げるキー群を含むハッシュが返されます。個々のグリフ情報は、このハッシュ内のキーによって取得することができます。PHP言語バインディング:TET_get_text( )が返した最近のテキスト断片について、グリフがそれ以上得られないときは、空(ヌル)オブジェクトが返されます。そうでないときは、表10.16に挙げるフィールド群を内容として持つオブジェクトが返されます。個々のグリフ情報は、このオブジェクトのメンバフィールドから取得することができます。グリフ情報オブジェクト内の整数フィールドは、PHP言語バインディングではlongとして実装されています。REALbasic/Xojoバインディング:TET_get_text( )が返した最近のテキスト断片について、グリフがそれ以上得られないときは、nilが返されます。そうでないときは、表10.16に挙げるメンバ群を内容として持つTET_char_infoオブジェクトが返されます。個々のグリフ情報は、このオブジェクト内のキーによって取得することができます。attributesフィールドはREALbasic/Xojoバインディングでは、REALbasic/Xojoのインタフェースの問題を回避するためにattrsという名前になっています。Rubyバインディング:グリフがそれ以上得られないときは、nil(ヌルオブジェクト)が返されます。そうでないときは、TET_char_infoオブジェクトが返されます。C++ const TET_color_info *get_color_info(int doc, int colorid, wstring optlist)C# Java int get_color_info(int doc, int colorid, String optlist)Perl PHP object get_color_info(long doc, long colorid, string optlist)C const TET_color_info *TET_get_color_info(TET *tet, int doc, int colorid, const char *optlist)TET_get_char_infoを用いて取得したカラーIDのカラー詳細を要求します。doc TET_open_document*( )を用いて取得した有効な文書ハンドル。10.5テキスト・グリフ詳細抽出関数203