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概要

TET5

10.6画像抽出関数C++ const TET_image_info *get_image_info(int page)C# Java int get_image_info(int page)Perl PHP object image_info get_image_info(long page)C const TET_image_info *TET_get_image_info(TET *tet, int page)ページ上の、次の画像に関する情報を取得します(ただしピクセルデータ本体は取得しません)。pageTET_open_page( )で得られた有効なページハンドル。戻り値詳細画像がそれ以上得られないときは、バインディング依存の値が返されます。そうでないときは、画像の詳細がバインディング依存の形で利用できます。詳しくは、後述のバインディングの項を参照してください。この関数は、与えられたページハンドルに関連付けられている次の画像へ進み(画像がもうないときは0/NULLを返します)、その画像についての詳しい情報を提供します。以下の種類の画像は無視されます:>マスクとして使用されている画像は無視されます。pCOSとそのmaskid擬似オブジェクトを通じてそれらを取得できます(135ページの8.5.2「画像マスクとソフトマスク」を参照)。>連結処理によって消費されて連結されることにより1個の大きな画像を形成した画像(すなわちmergetype=consumed)は無視されます。>小画像フィルタによって除去された画像(133ページの8.4「小画像フィルタリング」を参照)は無視されます。> clippingarea・excludebox・includeboxオプションによって指定された抽出領域の完全に外に位置している画像は無視されます。構造またはプロパティ/フィールド内の画像詳細は、同じページハンドルで次にTET_get_image_info( )かTET_close_page( )を呼び出すまで有効です。画像情報プロパティ/フィールドのセットは、TETオブジェクトごとにただ1個しかありませんので、同じページについてであれ、別のページについてであれ、再びTET_get_image_info( )を呼び出す前にクライアント側ですべての画像情報を取得しておく必要があります。バインディングC・C++言語バインディング:ページ上で画像がそれ以上得られないときは、NULLポインタが返されます。そうでないときは、画像に関する情報を内容として持つTET_image_info構造へのポインタが返されます。このデータ構造のメンバについては表10.19で説明します。COM・Java・.NET・Objective-C言語バインディング:ページ上で画像がそれ以上得られないときは、-1が返されます。そうでないときは1が返されます。個々の画像情報は、表10.19に従ったTETプロパティ/フィールドから取得することができます。関数が-1を返したにもかかわらずプロパティ/フィールドの値を見た場合には、いずれも値-1をとります。Perl・Python言語バインディング:ページ上で画像がそれ以上得られないときは、0が返されます。そうでないときは、表10.19に挙げるキー群を含むハッシュが返されます。個々の画像情報は、このハッシュ内のキーによって取得することができます。10.6画像抽出関数207