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TET5
PHP言語バインディング:ページ上で画像がそれ以上得られないときは、空(ヌル)オブジェクトが返されます。そうでないときは、型TET_image_infoのオブジェクトが返されます。個々の画像情報は、表10.19に従ってそのフィールドから取得することができます。画像情報オブジェクト内の整数フィールドは、PHP言語バインディングではlongとして実装されています。REALbasic/Xojoバインディング:ページ上で画像がそれ以上得られないときは、nilが返されます。そうでないときは、表10.19に挙げるメンバ群を含むTET_image_infoオブジェクトが返されます。個々の画像情報は、このオブジェクト内のメンバによって取得することができます。Rubyバインディング:画像がそれ以上得られないときは、nil(ヌルオブジェクト)が返されます。そうでないときは、TET_image_infoオブジェクトが返されます。表10.19 TET_image_info構造のメンバ(C・C++・Ruby)と、同等のパブリックフィールド(Java・PHP・Objective-C)・キー(Perl)・プロパティ(COM・.NET)、およびその型と意味の一覧。詳しくは123ページの8.1「画像抽出の基本」を参照。プロパティ/フィールド名説明x, y(double)画像の参照点の位置。参照点は画像の左下隅です。width,heightalphabetaimageid(double)ページ上の画像の幅と高さをポイント単位で、画像の辺に沿って測ったもの。(double)ピクセル行の向き。この角度は範囲-180°< alpha≦+180°内になります。正立画像についてはalphaは0°になります。(double)ピクセル列の向きを、alphaの垂線に対して測ったもの。この角度は範囲-180°< beta≦+180°になりますが、ただし±90°以外の値をとります。正立画像についてはbetaは-90°< beta < +90°になります。abs(beta) >90°なら、その画像はベースラインで反転されています。(整数)pCOS擬似オブジェクトimages[ ]内における画像の番号。この擬似オブジェクト内のエントリ群を通じて、詳細な画像とマスクのプロパティを取得することができます(pCOSパスリファレンス参照)。C++ Java C# int write_image_file(int doc, int imageid, String optlist)Perl PHP long write_image_file(long doc, long imageid, string optlist)C int TET_write_image_file(TET *tet, int doc, int imageid, const char *optlist)画像データをディスクへ書き出します。doc TET_open_document*( )で得られた有効な文書ハンドル。imageid画像のpCOD ID。このIDは、TET_get_image_info( )を呼び出して成功した後にimageidフィールドから、あるいは、images擬似オブジェクト内のすべてのエントリをなめる(この配列内にはlength:imagesエントリがあります)ことによって取得することができます。optlist表10.20に従って画像関連オプション群を指定したオプションリスト。右記のオプションが使えます:compression・dpi・filename・keepiccprofile・keepxmp・preferredtiffcompression・typeonly・208 10章: TETライブラリAPIリファレンス