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TET5
validatejpeg。他の関数の下記のオプションも、生成される画像出力に影響を与えます:> TET_open_document*( ):allowjpeg2000・spotcolor(表10.8参照)> TET_open_page/TET_process_page( ):imageanalysis(表10.10・表10.13参照)戻り値詳細バインディングエラー時には-1、そうでないなら0より大きな値。-1が返された場合には、TET_get_errmsg( )を呼び出してエラーの詳細を知ることを推奨します。エラーの場合には何の画像出力も生成されません。戻り値が-1以外の場合には、その戻り値が示すファイル形式でその画像を抽出できることを示します:> -1:エラー発生。何の画像も抽出されません> 10:TIFF(.tif)として抽出された画像> 20:JPEG(.jpg)として抽出された画像> 31:プレーンJPEG 2000(.jp2)として抽出された画像(allowjpeg2000=trueの場合のみ)> 32:拡張JPEG 2000(.jpf)として抽出された画像(allowjpeg2000=trueの場合のみ)> 33:生JPEG 2000コードストリーム(.j2k)として抽出された画像(allowjpeg2000=trueの場合のみ)> 50:JBIG2(.jbig2)として抽出された画像この関数は、指定したpCOS IDを持つ画像に対するピクセルデータを、いくつかの画像形式の1つへ変換し、その結果をディスクファイルへ書き出します。typeonlyオプションを与えた場合は、画像の種別だけが返され、画像ファイルは生成されません。C・C++:戻り値のためのマクロがtetlib.h内で得られます。表10.20 TET_write_image_file( )・TET_get_image_data( )のオプション一覧オプション説明compression(キーワード)ピクセルデータを圧縮するためのアルゴリズム(デフォルト:auto):autonone適切な圧縮アルゴリズムを自動的に選択します。(TIFF画像の場合のみ意味を持ちます)可能ならば一切圧縮なしでピクセルデータを書き出します。dpifilename 1keepiccprofilekeepxmp(非負float値1個か2個のリスト)水平・垂直方向の画像解像度をインチあたりピクセル数で表した1個か2個の値。値を1個だけ与えた場合には両方の方向に対して用いられます。与えた値は、生成されるTIFF画像の中に記録されます。これらは、画像内のピクセル数を変更しません(すなわちダウンサンプリングなし)。画像解像度の決定について詳しくは129ページの「画像解像度」を参照してください。1個か2個の値がゼロの場合には解像度エントリは一切書き込まれません。デフォルト:72(文字列。typeonlyを与えていないかぎり必須)ディスク上の画像ファイルの名前。このfilenameに、画像ファイル形式を示す接尾辞が追加されます。17ページの表2.1で、TETコマンドラインツールとTETMLで用いられるファイル命名規則を説明しています。画像をTETMLとともに使用する場合にはこれと同じファイル名パターンを使用することを推奨します。(論理値)trueの場合、かつICCプロファイルが画像に割り当てられている場合には、抽出されたTIFF・JPEG画像の中へそのICCプロファイルが埋め込まれます。このオプションをfalseに設定すると、画像を小さくできる可能性がありますが、カラーマネジメントが犠牲になります。デフォルト:true(論理値)trueの場合、かつ、その画像がPDF内で関連付けられたXMPメタデータを持っている場合には、抽出されるTIFF・JPEG画像内にそのメタデータが埋め込まれます。デフォルト:true10.6画像抽出関数209