ブックタイトルTET5
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TET5
戻り値この関数はつねに1を返します。PDFの問題はTETMLのExceptionエレメントの中でレポートされます。オプションリストの解析に関連する問題に対しては例外が発生します。詳細この関数はページを開き、TET_open_document*( )に与えた形式関連オプション群に従ってTETML出力を生成して、ページを閉じます。生成されたデータは、TET_get_tetml( )で取得することができます。この関数は、対応するTET_open_document*( )への呼び出しでオプションtetmlを与えた場合にのみ呼び出す必要があります。ヘッダデータは、すなわち、先頭ページの前の文書固有データは、TET_open_document*( )によって、先頭ページデータの前に生成されます。これは、TET_process_page( )を初めて呼び出す前にTET_get_tetml( )を呼び出すことによって別個に取得することもできますし、ページ関連データと組み合わせて取得することもできます。トレーラデータ、すなわち、最終ページの後の文書固有データは、文書に対してこの関数を最後に呼び出す際にtrailerサブオプションで要求する必要があります。トレーラデータは、最終ページの後に別個の呼び出しを行なって生成することもできますし(pagenumber=0)、最終ページと一緒に生成することもできます(pagenumberは0以外)。ページ群は任意の順序で抽出することができ、また、文書のページ群の任意の部分集合を抽出することができます。トレーラを取得せずにTET_close_document( )を呼び出すとエラーになります。トレーラを取得した後にTET_process_page( )を呼び出してもエラーになります。C++ const char *get_tetml(int doc, size_t *length, wstring optlist)C# Java final byte[ ] get_tetml(int doc, String optlist)Perl PHP string get_tetml(long doc, string optlist)C const char * TET_get_tetml(TET *tet, int doc, size_t *length, const char *optlist)TETMLデータをメモリから取得します。doc TET_open_document*( )で得られた有効な文書ハンドル。length(C・C++言語バインディングのみ)返される文字列の長さをバイト単位で保持する変数へのポインタ。lengthは終端ヌルバイトを勘定しません。optlist(現在、使えるオプションはありません。)戻り値詳細次のデータ断片を内容として持つバイト配列。バッファが空の場合には、空文字列が返されます(CではNULLポインタかつ*len=0)。この関数は、TET_open_document*( )と、1回ないし複数回のTET_process_page( )への呼び出しによって生成されたTETMLデータを取得します。TETMLデータは、outputformatオプションにかかわらず、つねにUTF-8で符号化されています。内部バッファはこの呼び出しによってクリアされます。TET_process_page( )を呼び出すたびにTET_get_tetml( )を呼び出す必要はありません。クライアント側では、1個ないし複数のページに対する、ないし文書全体に対するデータをバッファ内に蓄積しておくことが可能です。TETMLモードでは、TET_close_document( )の前にこの関数を少なくとも1回呼び出す必要があります。でないとデータは利用できなくなってしまいます。TET_get_tetml( )をちょうど1回だけ呼び出す場合には(そのようなただ1回呼び出しは、TET_process_page( )への最後の呼び出しとTET_close_document( )との間に行う必要があります)、バッファは文書全体に対する整形式TETML文書を内容として持っていることが保証されます。212 10章: TETライブラリAPIリファレンス