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TET5
10.8 pCOS関数PDFからオブジェクトデータを取得するための完全なpCOS文法が使えます。詳しい説明は、別の文書としてあるpCOSパスリファレンスを参照してください。C++ Java C# double pcos_get_number(int doc, String path)Perl PHP float pcos_get_number(int doc, string path)C double TET_pcos_get_number(TET *tet, int doc, const char *path, ...)数値型か論理型のpCOSパスの値を得ます。doc TET_open_document*( )で得られた有効な文書ハンドル。path数値または論理値オブジェクトへの完全pCOSパス。追加引数(C言語バインディングのみ)任意の数の追加引数を、key引数がそれに対応するプレースホルダを含んでいる場合には(文字列には%s、整数には%d。%%とするとパーセント記号1個)、与えることができます。これらの引数を利用すれば、可変の数値や文字列値を含む複雑なパスを明示的に組み立てる手間が省けます。プレースホルダの数と型が、与える追加引数と一致するようにするのは、クライアント側の役割です。戻り値pCOSパスによって特定されたオブジェクトの数値。論理値の場合は、それがtrueならば1が返され、そうでないなら0が返されます。C++ Java C# String pcos_get_string(int doc, String path)Perl PHP string pcos_get_string(int doc, string path)C const char *TET_pcos_get_string(TET *tet, int doc, const char *path, ...)名前型・数値型・文字列型・論理型のいずれかのpCOSパスの値を得ます。doc TET_open_document*( )で得られた有効な文書ハンドル。path文字列・名前・論理値のいずれかのオブジェクトへの完全pCOSパス。追加引数(C言語バインディングのみ)任意の数の追加引数を、key引数がそれに対応するプレースホルダを含んでいる場合には(文字列には%s、整数には%d。%%とするとパーセント記号1個)、与えることができます。これらの引数を利用すれば、可変の数値や文字列値を含む複雑なパスを明示的に組み立てる手間が省けます。プレースホルダの数と型が、与える追加引数と一致するようにするのは、クライアント側の役割です。戻り値詳細pCOSパスによって特定されたオブジェクトの値を持つ文字列。論理値の場合は、文字列trueかfalseが返されます。この関数は、pCOSがフルモードで動作しておらず、かつオブジェクトが文字列型の場合には、例外を発生させます。ただし、オブジェクト/Info/*(文書情報キー群)は制限pCOSモードでもnocopy=falseかplainmetadata=trueならば取得することができ、また、bookmarks[...]/Title、および、pages[...]/annots[...]/で始まるあらゆるパスは、制限pCOSモードでもnocopy=falseならば取得できます。この関数は、PDF文書から取得する文字列がテキスト文字列であると前提しています。バイナリデータを内容として持つ文字列オブジェクトは、これに換えて、データにいかなる変更をも加えないTET_pcos_get_stream( )で取得するべきです。214 10章: TETライブラリAPIリファレンス