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TET5
バインディングC言語バインディング:文字列は、BOMなしのUTF-8形式(zSeries・i5/iSeriesではEBCDIC-UTF-8)で返されます。返される文字列は、最大10エントリを持つリングバッファ内に格納されます。10個を超える文字列が取得されたときには、バッファは再利用されますので、10個を超える文字列を同時に利用したい場合には、クライアント側でその文字列を複製しておく必要があります。たとえば、printf( )文の引数ではこの関数を最大10回まで呼び出すことができます。同時に10個を超える文字列が使用されないならば、その戻り文字列は互いに独立であることが保証されているからです。C++言語バインディング:文字列は、C++ラッパのデフォルトのwstring設定ではwstringとして返されます。zSeries・i5/iSeriesのstring互換モードでは、結果はBOMなしEBCDIC-UTF-8で返されます。Java・.NETバインディング:結果は、Unicode文字列として提供されます。テキストがそれ以上得られないときは、ヌルオブジェクトが返されます。Perl・PHP・Python・Ruby言語バインディング:結果は、UTF-8文字列として提供されます。テキストがそれ以上得られないときは、ヌルオブジェクトが返されます。RPG言語バインディング:結果は、EBCDIC-UTF-8文字列として提供されます。C++ const unsigned char *pcos_get_stream(int doc, int *length, string optlist, wstring path)C# Java final byte[ ] pcos_get_stream(int doc, String optlist, String path)Perl PHP string pcos_get_stream(int doc, string optlist, string path)C const unsigned char *TET_pcos_get_stream(TET *tet, int doc, int *length, const char *optlist,const char *path, ...)stream型・fstream型・文字列型のいずれかのpCOSパスの値を得ます。doc TET_open_document*( )で得られた有効な文書ハンドル。length(C・C++言語バインディングのみ)返されるストリームデータの長さをバイト単位で受け取る変数へのポインタ。optlist表10.22に従ってストリーム取得オプション群を指定したオプションリスト。pathストリームまたは文字列オブジェクトへの完全pCOSパス。追加引数(C言語バインディングのみ)任意の数の追加引数を、key引数がそれに対応するプレースホルダを含んでいる場合には(文字列には%s、整数には%d。%%とするとパーセント記号1個)、与えることができます。これらの引数を利用すれば、可変の数値や文字列値を含む複雑なパスを明示的に組み立てる手間が省けます。プレースホルダの数と型が、与える追加引数と一致するようにするのは、クライアント側の役割です。戻り値ストリームまたは文字列の中に含まれた非暗号化データ。ストリームまたは文字列が空の場合、あるいは、暗号化されていない文書の中の暗号化された添付の内容がクエリされてその添付パスワードが与えられていない場合には、返されるデータは空になります(C・C++ではNULL)。オブジェクトがstream型の場合には、keepfilter=trueでないかぎり、すべてのフィルタがストリーム内容から除去されます(すなわち、生データ本体が返されます)。オブジェクトがfstream型か文字列型の場合には、PDFファイル内で見つかったとおりのデータがそのまま届けられますが、ただし例外としてASCII85・ASCIIHexフィルタは除去されます。10.8 pCOS関数215