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概要

TET5

3.4 COMバインディングTETのCOMエディションをインストールTETはCOMコンポーネントに対応したすべての環境で利用することができます。TETのインストール方法は簡単で単純です。以下の点に留意して下さい:> NTFSパーティションにインストールする場合は、すべてのTETユーザに、そのインストールディレクトリの読み取り権限と、...\TET 5.0 32-bit\bind\COM\bin\tet_com.dllの実行権限を持たせる必要があります。>インストーラはシステムレジストリに対して書き込み権限を持たなければなりません。AdministratorsグループかPower Usersグループの権限であれば通常充分でしょう。例外処理TETのCOMコンポーネントに対する例外処理はCOMの規則に従って行われます。すなわち、TETの例外が起きると、COMの例外が発生し、そのエラーの説明テキストとともに伝達されます。このCOMの例外は、そのクライアント環境が対応している任意のCOMのエラー処理方式で捕捉・処理することができます。TETのCOMエディションを.NETで使うTETの.NETエディション(35ページの3.6「.NETバインディング」参照)のかわりとして、TETのCOMエディションは.NETで使用することも可能です。まず、tlbimp.exeユーティリティを用いてTETのCOMエディションから.NETアセンブリを作成する必要があります:tlbimp tet_com.dll /namespace:tet_com /out:Interop.tet_com.dll.NETアプリケーション内ではこのアセンブリを使うことができます。Visual Studio .NET内からtet_com.dllへの参照を追加すればアセンブリは自動作成されます。C#におけるTETのCOMエディションの使用法を以下のコードに示します:using TET_com;...static TET_com.ITET tet;...tet = New TET();...上記に示した以外のコードはすべてTETの.NETエディションと同様に動作します。32 3章: TETライブラリの言語バインディング