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概要

TET5

3.6 .NETバインディング注記TETを.NETフレームワークで利用するためのさまざまな方式やオプションに関する詳しい情報が、ディストリビューションパッケージ内とPDFlib WebサイトにあるPDFlib-in-.NET-HowTo.pdf文書にあります。TETの.NETエディションはそれらすべての.NET概念に対応しています。専門用語でいえば、TET.NETエディションは.NET Frameworkの制御下で走るC++クラス(非マネージTETコアライブラリのためのマネージラッパを備えた)です。それはストロング名を持つ静的アセンブリとしてパッケージされています。このTETアセンブリ(TET_dotnet.dll)は、ライブラリ本体とメタ情報を持ちます。TETの.NETエディションをインストールTET.NET MSIインストーラは、TETアセンブリと補足データファイル・サンプルを対話的にマシンにインストールします。このインストーラはまた、Visual Studio .NETの「参照の追加」ダイアログボックスの.NETタブでTETを簡単に参照できるよう登録も行います。エラー処理TET.NETは.NETの例外に対応しており、実行時に問題が起きると例外を発生させ、詳細なエラーメッセージを伝達します。こうした例外を捕捉して適切にそれに対処することはクライアント側の領分です。それをしない場合には.NET Frameworkがその例外を捕捉し、多くの場合アプリケーションを中断させます。例外関連情報の伝達のためにTETは独自の例外クラスTET_dotnet.TETExceptionを定義しています。このクラスはメンバget_errnum・get_errmsg・get_apinameを持ちます。C++とCLIでTETを利用C++で書かれた.NETアプリケーション(共通言語基盤=CLIをベースとした)は、TET C++バインディングなしで直接TET.NET DLLにアクセスできます。そのソースコードから下記のようにTETを参照する必要があります:using namespace TET_dotnet;3.6 .NETバインディング35