ブックタイトルTET5
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TET5
3.9 PHPバインディング注記TETをPHPで利用する際のさまざまな考慮点やオプションに関する情報が、ディストリビューションパッケージ内に含まれている、PDFlib Webサイトからも入手できるPDFlibin-PHP-HowTo文書の中に含まれています。この文書は主にPDFlibのPHPでの利用について論じていますが、その内容はTETのPHPでの利用についてもあてはまるものです。TETのPHPエディションをインストールTETは、PHPに動的に結合できるCライブラリとして実装されています。TETは、PHPのいくつかのバージョンに対応しています。使っているPHPのバージョンに応じて、適切なTETライブラリを、アンパックしたTETアーカイブから選ぶ必要があります。PHPの設定を行って、外部のTETライブラリについてPHPに知らせる必要があります。次の2通りの方法があります:>以下の行のうちのいずれかをphp.iniに追加する:extension=php_tet.dllextension=php_tet.soextension=php_tet.sl; Windowsの場合; Unix・OS Xの場合; HP-UXの場合PHPは、Unixの場合はphp.ini内の変数extension_dirで指定されたディレクトリ内で、Windowsの場合はそれに加えて標準システムディレクトリ群の中でも、ライブラリを検索します。下記の一行PHPスクリプトを用いれば、PHP TETバインディングのどのバージョンがインストールされているかを調べることができます:これを実行すると、現在のPHPの設定に関する長い情報ページが表示されます。このページ上で、tetというタイトルのセクションを見てください。もしこのセクションにPDFlib TET Supportenabledというフレーズ(およびTETのバージョン番号)があれば、PHP用のTETが正しくインストールされています。>あるいは、スクリプトの冒頭に以下の行のうちのいずれかを書くことで、TETを実行時に読み込むこともできます:dl("php_tet.dll");dl("php_tet.so");dl("php_tet.sl");# Windowsの場合# Unix・OS Xの場合# HP-UXの場合PHPのファイル名処理非限定のファイル名(パス要素のないもの)と相対ファイル名は、PHPのUnixバージョンとWindowsバージョンとで扱いが異なります:> UnixシステムのPHPでは、パス要素のないファイルは、スクリプトが読み込まれたディレクトリの中で検索されます。> WindowsのPHPでは、パス要素のないファイルは、PHP DLLが読み込まれディレクトリの中でのみ検索されます。例外処理PHPは構造化された例外処理に対応しているので、TETの例外はPHPの例外として発生します。通常のtry/catch技法を用いて、TETの例外を扱うことができます:try {...いろいろなTET命令...3.9 PHPバインディング39