ブックタイトルTET5
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TET5
3.12 RubyバインディングRuby版TETをインストールRubyの拡張機構は、共有ライブラリを実行時に読み込むことによって動作します。TETバインディングが動作するためには、RubyインタプリタがRuby用TET拡張ライブラリへのアクセスを有する必要があります。このライブラリ(Windows・Unixの場合:TET.so、OS Xの場合:TET.bundle)がインストールされる先は通常、local rubyインストレーションディレクトリのsite_rubyブランチ内であり、すなわち下記のような名前のディレクトリ内になります:/usr/local/lib/ruby/site_ruby/<バージョン>/しかし、Rubyは他のディレクトリでも拡張を検索します。このディレクトリの一覧を取得するには下記のruby呼び出しを用います:ruby -e "puts $:"この一覧は通常、カレントディレクトリを含みますので、試験目的には、TET拡張ライブラリとスクリプト群を同一ディレクトリ内に置けばよいでしょう。Rubyのエラー処理Rubyバインディングは、TET例外をネイティブなRuby例外へ翻訳するエラーハンドラをインストールします。このRuby例外は通常のrescue技法で扱えます:begin...いろいろなTET命令...rescue TETException => peprint pe.backtrace.join("\n") + "\n"print "エラー[" + pe.get_errnum.to_s + "] " + pe.get_apiname + ": " + pe.get_errmsgprint " on page pageno" if (pageno != 0)print "\n"rescue Exception => eprint e.backtrace.join("\n") + "\n" + e.to_s + "\n"ensuretet.delete() if tetendRuby on Rails Ruby on Railsは、RubyによるWeb開発を支援するオープンソースフレームワークです。Ruby用TET拡張はRuby on Railsで使えます。TET作成例をRuby on Railsで走らせるには以下の手順に従います:> RubyとRuby on Railsをインストール。>新規コントローラをコマンドラインからセットアップ:$ rails new tetdemo$ cd tetdemo$ cp