概要
TET5
ユーザHRに適切な権限群を付与します(これらのコマンドは、systemとして発行する必要があり、かつ適切に調整する必要があります):SQL> GRANT CTXAPP TO HR;SQL> GRANT EXECUTE ON CTX_CLS TO HR;SQL> GRANT EXECUTE ON CTX_DDL TO HR;SQL> GRANT EXECUTE ON CTX_DOC TO HR;SQL> GRANT EXECUTE ON CTX_OUTPUT TO HR;SQL> GRANT EXECUTE ON CTX_QUERY TO HR;SQL> GRANT EXECUTE ON CTX_REPORT TO HR;SQL> GRANT EXECUTE ON CTX_THES TO HR;例A:PDF文書のパス名をデータベースに格納この例は、インデックスされたPDF文書群へのファイル名参照をデータベース内に格納します。以下のように操作します:>コマンドプロンプトで下記のディレクトリへ移動:/connectors/Oracle> tetsetup_a.sqlスクリプト内のtetpath変数を、TETがインストールされているディレクトリを指すように変えます。>データベースを用意:Oracleのsqlplusプログラムを使って、テーブルpdftable_aを作成し、このテーブルにPDF文書群のパス名を記入し、インデックスtetindex_aを作成します(なお、tetsetup_a.sqlスクリプトの内容は若干プラットフォーム依存です。パス文法が異なるためです):SQL> @tetsetup_a.sql>データベースを、インデックスを用いてクエリ:SQL> select * from pdftable_a where CONTAINS(pdffile, 'Whitepaper', 1) > 0;>インデックスを更新(文書を追加した後に必要です):SQL> execute ctx_ddl.sync_index('tetindex_a')>データベースをクリーンアップ(インデックスとテーブルを削除)することもできます:SQL> @tetcleanup_a.sql例B:PDF文書をBLOBとしてデータベースに格納してメタデータを追加この例は、PDF文書本体をBLOBとしてデータベースに格納します。PDFデータに加えて、いくつかのメタデータをpCOSインタフェースで抽出し、それ用のデータベース列に格納します。tet_pdf_loader Javaプログラムは、PDF文書群をBLOBとしてデータベースに格納します。メタデータ処理を演示するため、このプログラムは、pCOSインタフェースを用いて、文書タイトル(pCOSパス/Info/Titleを通じて)と文書内のページ数(pCOSパスlength:pagesを通じて)を抽出します。この文書タイトルとページ数はデータベース内の別コラムに格納されます。この例を動作させるには以下のように操作します:>コマンドプロンプトで下記のディレクトリへ移動:/connectors/Oracle>データベースを用意:Oracleのsqlplusプログラムを使って、テーブルpdftable_bとそのインデックスtetindex_bを作成します:4.4 Oracle用TETコネクタ53