ブックタイトルTET5
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TET5
0TETの第一歩0.1ソフトウェアをインストールTETは、Windowsシステム群に対してはMSIか圧縮パッケージの形で頒布され、それ以外のすべての対応オペレーティングシステムに対しては圧縮アーカイブの形で頒布されます。すべてのTETパッケージの中にはTETコマンドラインツールとTETライブラリ/コンポーネント、およびサポートファイル群・説明書・使用例群が含まれます。TETをインストールまたは解凍した後は、以下の手順を推奨します。> TETコマンドラインツールのユーザはその実行形式をただちに利用可能です。指定可能なオプションは17ページの2.1「コマンドラインオプション」で解説しますが、TETコマンドラインツールをオプションなしで実行したときにも表示されます。> TETライブラリ/コンポーネントのユーザは25ページの3章「TETライブラリの言語バインディング」の中の、使いたい開発環境に対応する節を読み、インストールされた使用例を眺めるとよいでしょう。商用TETライセンスを得た場合には、自分のTETライセンスキーを8ページの0.2「TETライセンスキーを適用」に従って入力する必要があります。日中韓設定レガシエンコーディングで符号化された日本語・中国語・韓国語(日中韓)テキストを抽出するためにはTETはそれに対応する日中韓エンコーディングをUnicodeにマップするCMapファイルを必要とします。このCMapファイル群はすべてのTETパッケージに含まれており、TETのインストールディレクトリ内のresource/cmapディレクトリにインストールされています。Windows以外のシステムでは、このCMapファイル群を以下のように手動で設定する必要があります。> TETコマンドラインツールに対しては、このCMapファイル群があるディレクトリの名前を--searchpathオプションで与えます。> TETライブラリ/コンポーネントに対しては、実行時に次のようにsearchpathを設定します。tet.set_option("searchpath=/CMap/リソース/への/パス");また別の方法として、この日中韓CMapファイル群へのアクセスを設定するには、適切なsearchpath定義を書いたUPR設定ファイルの場所をTETRESOURCEFILE環境変数に設定するという方法もあります。評価版の制約事項TETのコマンドラインツールとライブラリは商用ライセンスがなくても完全機能の評価版として使うことができます。非ライセンス版はいずれもすべての機能に対応していますが、最大10ページ・1 MB容量までのPDF文書だけを処理できるようになっています。TETの評価版はいずれも製品評価の目的にのみ使用が許されていますので、実用目的には使用しないで下さい。TETを実用目的に使用するには有効なTETライセンスが必要です。0.1ソフトウェアをインストール7