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TET5
図6.2Acrobatの座標表示を設定。カーソル座標を表示するには「表示」→「表示切り替え」→「カーソル座標」を用います。ヘッダ・フッタ等)を除いたりするために有用です。最終的な切り抜き領域は、includeboxオプションで指定されたすべての矩形の和を算出し、そこからexcludeboxオプションで指定されたすべての矩形の和を除外することによって構築されます。グリフは、その参照点が切り抜き領域の中にあるとき、その切り抜き領域内にあると判定されます。これはすなわち、キャラクタの一部が切り抜き領域の外に出ていてもそれがその切り抜き領域内にあると判定される場合があり、またその逆の場合もあることを意味します。グリフメトリックTET_get_char_info( )を用いると、任意のグリフに対して返されたキャラクタ群のフォント情報やメトリック情報を取得することができます。出力内の各キャラクタに対して、それぞれ以下の値が得られます(図6.3と204ページの表10.16を参照):> uvフィールドは、情報取得対象のキャラクタ(カレントキャラクタ)のUTF-32 Unicode値を持ちます。このフィールドはつねにUTF-32を持ちます。ネイティブなUnicode文字列内でUTF-16文字列しか扱えない言語バインディングにおいても同様です。このuvフィールドを利用すると、BMP領域外のキャラクタをアプリケーションで取り扱いたいときに、サロゲートペアを解釈する必要なしに取り扱えるようになります。サロゲートペアは2個の別々のキャラクタとして報告されるので、1つ目の値のuvフィールドが実際のUnicode値(U+FFFFを超える)を持ち、2つ目の値のuvフィールドは無形キャラクタとして扱われてuv値0を持ちます。> typeフィールドは、そのキャラクタの種別を表します。有形キャラクタと無形キャラクタの2種類があります。有形キャラクタに分類されるものとしては、通常のキャラ6.2ページとテキストの視覚情報79