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概要

TET5

0.2 TETライセンスキーを適用TETを実用目的に使用するには有効なTETライセンスキーが必要です。TETライセンスを購入されたら、そのライセンスキーを適用することによって、任意の大きさの文書を処理できるようにする必要があります。ライセンスキーの適用方法は数通りありますので、以下に述べる方式のいずれかを選択して下さい。注記TETライセンスキーはプラットフォーム依存なので、それぞれ購入対象となったプラットフォーム上でのみ使用することができます。WindowsインストーラWindowsインストーラで作業をしている場合は、製品をインストールする際にライセンスキーを入力することができます。インストーラはライセンスキーをレジストリに追加します(後述)。ライセンスファイルでの作業PDFlibはライセンスキー群をライセンスファイルから読み取ります。ライセンスファイルとは、後述の書式に従ったテキストファイルです。すべてのTETディストリビューションに入っているテンプレートlicensekeys.txtを使うこともできます。「#」キャラクタで始まる行はコメントであり無視されます。2行目はライセンスファイル自体のバージョン情報を内容として持ちます:# Licensing information for PDFlib GmbH productsPDFlib license file 1.0TET 5.0 ...あなたのライセンスキー...ライセンスファイルは、複数のPDFlib GmbH製品に対するライセンスキーを、別々の行に内容として持つことが可能です。また、複数のプラットフォームに対するライセンスキーを内容として持つこともできますので、一つのライセンスキーを複数プラットフォームで共用することが可能です。ライセンスファイルは以下の方法で設定できます:> licensekeys.txtというファイルが、すべてのデフォルトディレクトリ内で検索されます(9ページの「デフォルトファイル検索パス」参照)。> set_option( )API関数でlicensefileオプションを指定することもできます:tet.set_option("licensefile={/path/to/licensekeys.txt}");このlicensefileオプションは、TETオブジェクトをインスタンス化した直後に、すなわちTET_new( )を呼び出した後に(Cの場合)、あるいはTETオブジェクトを生成した後に設定する必要があります。> TETコマンドラインツールの--tetoptオプションを与え、licensefileオプションでライセンスファイルの名前を与えます:tet --tetopt "licensefile=/path/to/your/licensekeys.txt" ...パス名が空白キャラクタを含む場合には、パスを中括弧で囲む必要があります:tet --tetopt "licensefile={/path/to/your license file.txt}" ...>ライセンスファイルを指し示す環境(シェル)変数を設定することもできます。Windowsでは、システムコントロールパネルを使って、「システム」→「詳細設定」→「環境変数」を選択します。Unixでは下記のようなコマンドを適用します:export PDFLIBLICENSEFILE="/path/to/licensekeys.txt"8 0章: TETの第一歩