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概要

TET5

x end = lr x = x +幅y end = lr y = yより一般的には、グリフ枠のサイズを、その右上隅の座標を決定することによって算出できます(beta=0の場合です。すなわち、この算式はグリフの斜形化を考慮に入れていません):ur x = x +幅* cos(alpha) -向き*高さ* sin(alpha)ur y = y +幅* sin(alpha) +向き*高さ* cos(alpha)ここで、デフォルトのtopdown={output=false}の場合ならば向き=1、topdown={output=true}ならば向き=-1です(78ページの「下向き座標系」参照)。高さの値は文字サイズとフォントの幾何情報に依存します。下記は、広く用いられている多くのフォントについて、使える値を与えます(アセンダ値の取得については81ページの「フォント固有メトリック」を参照):高さ=文字サイズ*アセンダ/ 1000多くのグラフィック開発環境において、グリフ変換は以下のように表すことができます:translate(x, y);rotate(alpha);skew(0, -beta);if (abs(beta) > 90)scale(1, -1);これらの変換を行なった後は、グリフ枠の右上隅は以下のように表すことができます:ur x = x +幅ur y = y +向き*高さ縦書きでのグリフ計算われます:x end = xy end = y -高さ縦書きのテキストについては、終了点の計算は以下のように行グリフ枠の左上隅と右下隅は以下のように算出できます(beta=0の場合):ul x = x -幅/2 * cos(alpha)ul y = y -幅/2 * sin(alpha)lr x = ul x +幅* cos(alpha) +向き*高さ* sin(alpha)lr y = ul y +幅* sin(alpha) -向き*高さ* cos(alpha)ここで、デフォルトのtopdown={output=false}の場合ならば向き=1、topdown={output=true}ならば向き=-1です(78ページの「下向き座標系」参照)。6.2ページとテキストの視覚情報83