ブックタイトルTET5
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TET5
6.8領域が空かどうかをチェックTETを活用して、ページ上の特定の領域が空かどうかを、すなわち、後処理用途のために有用かもしれないテキスト・画像・ベクトルグラフィックオブジェクトを内容として持っているかどうかを、チェックすることもできます。たとえば、ページ上のどこかにスタンプ・ページ番号・バーコードなどアイテムを配置する必要があるとします。ページ内容が可変の場合、ページ上で何らかの既存の内容にかぶらずにスタンプやバーコードを配置できる場所を見つけるのは難しい可能性があります。TETは、目がける領域が実際に空かどうかをチェックすることが可能です。この機能は、TET APIを用いて以下のように動作します:> emptycheckページオプションは、この機能を有効化し、ページ内容取得をすべて無効化します。>チェックさせたい長方形領域の座標をincludeboxページオプションで与えます。このオプションは多くの場合、複数の枠を受け入れますので、二重の中括弧が必要です(しかし枠1個だけでもemptycheckは可能です)。includebox={{100 20 500 100}}includeboxオプションを与えなかった場合には、クリッピング領域全体がチェックされます。これを用いると空のページを見つけられます。>ページ内容を取得するのではなく、TET_get_text( )はこのチェックの結果として文字列emptyかnotemptyのいずれかを返します。この機能は、TETコマンドラインツールで下記のように使用できます:tet --pageopt "emptycheck includebox={{300 760 450 820}}" input.pdfbox on page 1: emptybox on page 2: emptybox on page 3: notempty6.8領域が空かどうかをチェック97